Via Gottardo (23) 高速道路、鉄道、普通の車道と歩き道

Wiler bei Gurtnellen (標高732m)からAmsteg (519m)まで下ります。

地図下端のWilerから北へ。草を刈るのは一帯で飼っている牛たちへの為。夏には斜面の緑地に牛が放牧されてます。Gurtnellen(標高740m)の町。Reuss川をはさんでWylerとDorfが両側に。

Gurtnellen観光サイト(町のサイト)とAndermatt管轄のサイト

川面の水しぶきが目に涼やかですが、この日はとても暑かった。

列車の音が聞こえると写真を撮って、

薄オレンジが高速道路。赤の二重線が鉄道、薄ピンクの線がバスが走る普通道路。

高速道路をくぐります。川を挟んで反対岸の岩壁面には線路と列車。このあたり、高速道路は「まっすぐ」走ってますが、徒歩道(点線で描かれるような草の道)は曲がりくねっています。ここ、川が曲がっているところで、高速道路、普通道路、徒歩道がそれぞれ川を渡ります。川の合流地点で川が湾曲している地点です。増水とか落石とかが頻繁にあった(ある)地域です。
中央に高速道路、その右に線路。しばらく高速道路と並走して歩きます。

ここからAmstegまでの広域図です。先ほどは「ちょっとした」川の湾曲でしたが、今度は谷全体が大きく湾曲している箇所に入ります。

地図の上半分の部分で高速道路はトンネルに入りますが、歩きの道はトンネルがある丘をそのまま直進、上ります。と、遠くに線路が。線路も崖っぽい大変な地形のところを橋を渡して頑張って走ってます。Seckenviadukt、今でも残っている鉄道創建当時からの石造りの高架橋です。高架橋って川を渡るだけじゃないんですね。岩壁にへばりついてます。地図上では標高670m、Meitschligenとあるあたりからです。
線路がトンネルに入るのも見えて
右手にはVrenibergの山腹にのぼっていくロープウェー。これは一般には解放されてるのではなく、山での放牧用の個人使用のもので人間は乗れずに物資の輸送だけかも。再び高速道路が顔を出す。Hinterriedの集落が縦に延びているあたり
まず一般道がゆるやかに弧を描いて線路の上にかぶさっています。次は線路が高速道路の上で交差していますそれらがすべてこの狭~い谷間で行われています。Wassenから3時間。Amstegが見えてきました。この日はWassen-Amstegより前にGöschenen-Andermattを歩いていたのと30度越えの暑さに参ってAmstegからバスで帰宅。Amstegから東に(右手に)Maderanertalの谷が伸びています。Maderanertalはスイスアルプスでも最も手つかずの山々が残る地だそうです(私は未踏)。Amstegからバスで10分のBristenの集落からはロープウェーで高所に上れます。暑かったらこちらへどうぞ。

Amsteg。画面右の大きな建物(発電関係の一部)の奥にT字形の鉄道橋。

Amstegの集落の入り口にはHotel Stern und Postがあります。スイス最古のホテルの一つで、遅くとも14世紀から同じ場所にあり、ゲーテはここに3度逗留しました。今の建物は1788~89年に建てられたもので、その後増築を経てますが外観はそのまま。もともとはPostkutschenverkehrという名で、郵便馬車が峠への上りの前に一息入れる地点でした。1850年に連邦郵便局が建物内にできました。

Chärstelenbachbrücke。中央に柱が一本、Tの字の形をしています。127m長、53m高さ。連載18回目のZwing-Uriがある丘から南にWindgällenトンネル(182m)-この橋ーそしてSouthBristtunnel(798m)とトンネルが続きます。Gotthardbahn(ゴッタルド鉄道)の建設に伴い1880~82年にかけて建設されました。

対岸の大きな建物はWasserkraftwerk水力発電所。1922年建設、資本の90%がSBB、10%がUri州なことからわかるように鉄道のための電力発電所です。上流Wassenの発電所で使われた水が山の中にあるトンネルを通り、Bristenの上に送られ、そこからここにある3つのタービンに流れ込みます。ここ、事前申し込みで無料で見学解説(90分)が可能のようです。解説は絶対ドイツ語オンリーだと思うけど。

https://www.uri.swiss/de/erlebnisse/seilbahn-eldorado-uri/eisenbahn/wasserkraftwerk-amsteg/

歩行と写真は2013年6月

地図は https://map.wanderland.ch/ から

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