2019-04

スイスの生活

スイスの若者の就職事情(9)労働力の国境がなくなりつつある中で

前回スイスでは終身雇用制ではないと書きました。これはヨーロッパはどこでもそうなわけではなく、例えば隣のフランスではむしろ一旦雇用すると解雇するのが難しいらしく、これが若者の新規採用を妨げている一因にもなっています。終身雇用の是非はともかく、...
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スイスの若者の就職事情(8)高等教育

日本で高校への進学率が98%を超えている今、時折話題になるのが中退者をいかに防ぐかです。高校は義務教育ではないのだから、行かなくても途中で辞めても本来は構わないはずです。しかし現実には家庭が経済的に困窮している状態でも本人か家族が借金をして...
スイスの生活

春の味覚 行者ニンニク・タンポポ・イチゴ

またまた食べ物の話。春の味覚といえばタンポポに行者ニンニク。色々ある中で何故にこの二つかというと、これらはタダで入手可能だから。スイスで無料!タンポポは葉をサラダにして食べる。春を告げるサラダでレストランのメニューにもなっている。ちょっと苦...
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SwissSkills番外編:肉屋のお仕事

SwissSkillsで紹介されていた数あるお仕事の中で肉部門、”Swiss Meat People"、そう包丁で勝負する人たちである。この職種、若者にそれほど人気がなく職業訓練先としては定員割れしていることが多いポストではある。しかし、機...
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スイスの若者の就職事情(7)多言語の国で出世するには

前回にお話ししたau-pairは外国に行くこともありますが、スイス内で「国内留学」するのも一般的です。スイス内ではドイツ語圏からフランス語圏にフランス語を学びに来る方がその逆よりずっと多いです。ドイツ語圏スイス人はフランスの文化などに憧れを...
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スイスにおける若者の就職事情(6)言葉を学ぶ Séjour linguistique

義務教育が終わってからの選択肢、Séjour Linguistique/Sprachaustausch―語学研修についてお話しします。知り合いの娘さんは中学校を卒業したら8か月間オーストラリアに英語を学びに行くそうです。看護系学校への入学試...
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スイスの若者の就職事情(5)意欲があれば

普通科高校か職業訓練か、15歳での選択が人生の大きな分かれ道なのは間違いないです。なるべく早く将来への職業意識を持て、と言われても、15歳じゃわからないことが多い。今までの話では「学校の勉強が不得手」な人が職業訓練で花開く、というイメージが...
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スイスの若者の就職事情(4)Stage 自分に合う仕事を早く見つけよう

夏休み明けには「今年も○○人がApprentissage職業訓練を始める」というニュースを耳にします。その際毎度話題になるのが、15歳で仕事を始めて65歳の定年になるまでの50年後、いや10年後にその仕事がどうなっているのか、存在しているか...
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スイスの若者の就職事情(3)職業訓練Apprentissage

今日の写真はSwissSkillsでAgent de transport publics(公共交通機関)のコーナー。連邦鉄道SBB/CFFとBLSが仕事を紹介してました。コンペはなくデモのみ。上の写真中央は女性で唯一か初めての線路補修に携わ...

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