Maison Rouge(赤い家)とは、年を取った馬、ポニー、ロバが余生を過ごす施設です。以前通ったBreuleuxの駅の近くにあった施設(私は訪れてないけど)に続いて1999年に設立されました。http://www.philippos.ch/fr/votre-visite/maison-rouge.html
最寄り駅の「Les Bois」からは歩いて20分、上記の公式ホームページによると、厩舎などの見学が出来、施設内のレストランで食事ができます。今回私は外から眺めただけですが、中の見学もしてみたいな。
馬が人に合わせるのではなく人が馬に合わせる、とありました。
ハイキング道の分岐を左、La Ferrière方向に。引き続き馬がたっぷり眺められました(動物がいる場所は日によって異なる可能性があります)
ゴルフ場を左手に見ながら直進。大きな家を過ぎると正面に駅La Large Journée。無人駅。線路を渡ってさらに直進。
舗装路をそのまま行くと線路をくぐることになりますが、左に牧草地に入ってく印(黄色の菱形マークがハイキング道の印)があります。右寄りに進み、石垣沿いに歩きます。
石垣と平行に線路が走ってます。線路をくぐると、すぐChaud d’Abelのホームしかない無人駅です。線路を越して前進。
正面に見える大きな農家の脇を歩きます。このように人んちの敷地内では?と思うようなところも標識があれば安心して入ってけます。どこを歩けば通り抜けられるか、しっかり道標はついているのですが、牛は道標お構いなくいます。写真正面にある通り抜け道は、牛が占領していて通れなかったので、牛を避けて別の柵沿いに歩き、柵の隙間から大回りして・・・このような牛柵の合い間にある通り道を抜けますが、これなどちょっと太ったら通れなくなりそう。
先ほどの家。この家の牛が道をふさいでた。牛が何頭かいるところが道。そこを避けて左に柵をずーっとたどって、写真では牛が水を飲んでるところに柵の隙間があったので牛に見つからないようにそろりと抜け出てからは大急ぎで遠ざかり、と牛相手には体力がいります。ちなみに私が難儀していた時に、割と近くに牛たちの所有者でもある農家のおじさんがいましたが、別に私を助けて牛をどけてくれる、などのことは全くありません。そう、ハイキング者は大概ほっとかれます。自分で何とかしましょう。ハイキングは娯楽なので働いている人の負担になってはいけません。
幾つもの牛柵を越え、緑の中を一日歩いて、突然の幹線道路、ものすごい車量にびっくり。金曜日の午後四時過ぎ、仕事から急いで家に帰る車がひっきりなしに走ってました。ようやく駅近くで車道を回避できる歩道に入れたので写真一枚。
La Ferrière駅着。駅の手前にホテル兼パン屋&カフェあり。駅は無人駅でトイレなし。列車に停まってもらうには停車リクエストボタンを押します。La Ferrièreの町は駅から更に少し上ったところにあり、レストランなどもあります。Jean₋Jacques Rousseau(哲学者のルソー)が手植えしたという木がある広場があるそうですが、見に行ってません。普段ならそこまで気にならないけど、一日緑の中を歩いた後の車量には参りました。列車の時刻が合えばLa Ferrièreより前の駅で切り上げてもよいかも。
Saignelegier、NoirmontとLes Boisの駅にはトイレがありました(2018年)。それ以外はなし。
参考までに、Saignelegierー2時間ーNoirmont-90分ーCreux des Biches-30分ーBoechet-60分ーMaison Rouge-40分ーLarge Journee-30分ーChaux d’Abelー30分ーLa Ferriere の見当で歩きましたが、コースや気温、個人の体調などにより所要時間は変化します。