Gros-de-Vaudのバスの多くは平日のみで本数も少ないです。それでもバスでなければいけない所に行ってみたい。本数が少ないほど、車窓は美しい!
Lausanne駅からメトロと呼ばれる無人走行車M2に乗り終点のCroisettesへ。ここから出るバスのほとんどは白地に青のラインの車体、t-l(ローザンヌ交通)のものですが、一つだけ黄色の車体のCarPostalのが出てます。またまた終点の「Thierrens gare routière」まで39分。4月下旬、春爛漫の集落を巡っていく車窓はそれはそれは美しかった。写真ないけど。Vaud州の交通機関の大部分の地域はMobilisというゾーンシステムを採っています。Lausanne中心地から6ゾーン、2時間有効なので時間帯によっては一枚の切符で往復することも可かな(昼間は2時間に一本の運行に減ります)。
バスの車窓で満足して、もう歩かなくてもいいかもと思うもThierrensで乗り換え。Thierrens gare routièreは終点、中心部(と言っても小さい)から徒歩2分のバスターミナル。待ち時間30分を過ごしていたら隣の学校からお昼ご飯を食べに家に帰る子供たちがわらわらと出てきました。郊外のバスにはほぼお年寄りと子供しか乗っていないから週末休みなのだ。子供に埋もれながら4分でDenezyに着く。
Denezyはバスが走る車道を挟んで上下に家々が建っている。下には古い教会があり、外側は13世紀、内陣は15世紀からのもの。鐘楼もVaud州で最も古い。
Denezyからの道はChemin des Blésが独自に定めるハイキングルート。バス停からの表示は見落としたのか、気づかなかったが事前に地図で見たとおりに集落の中の道を登り始めると茶色の標識が見つかった。
道なりに上り、Thierrens方向に歩き続けると、やがて道は集落を出て畑の中に続いて行った。
この日は雲が多かったけど、天気が良ければ遠くの山々が見えると思われる。風が強く、根性で歩く。ほどなくして黄色標識のハイキング道と合流、歩道のない車道をわずかに歩いた後、草地の中の道へと左折する。
今年は冬が長かったけど、急激にやってきた春が一気に花を咲かせている。菜の花は来週以降が見頃かな。
Thierrensの町に入る。ここにはCOOPと食事処がある。
Thierrensでのバスの接続待ちの間、向かいで眺めていたトラクターの倉庫の裏を通る。30分あったらバス停で待ってないでこの辺りを歩き回っていても良かったな。道沿いに古い木製のGrenier(小麦貯蔵庫)が残っていた。
Thierrensを抜け、畑の道をしばらく行くと、「Donjonへ10分」との表示があり、眺望良しのマークがついていたので行ってみる。Donjonとは本来の語の意味は城の展望塔。周辺のBrigansの森には散策路が整備されていた。
木の展望塔。てっぺんにはパノラマ地図があったが、取付位置が高すぎて私くらいの身長では見えず。子供も来るのに駄目じゃないだろうか。それでも綺麗な眺めではあった。
森を出るとSt-Ciergesが見えてきた。ここはちょうどひと月前にMoudonに行くのに通った。BercherとMoudon間はジャガイモの道と名があるが、その時にはじゃがいもの影も形も見当たらず。
この日はジャガイモを植え付ける準備であろう、畑には三角の形に深い溝が作られていた。
St-Ciergesまでの下り道。食事処2軒、雑貨屋一軒と古い公会堂もあり、昔の栄華がしのばれる。
バスが通る車道から少し上り、上り切ったら今度はBercherに向かって長々と下る。
こうしてみると、比較的平たい所は畑作地に、勾配の急な所に家があるかのような印象だ。
St-CiergesとBercherの間の森を通る道はどこかで水が湧いているのかよくぬかるんでいる。ここまでは普通の靴でも大丈夫な位な道なのだけど。
Bercherの町の端まで来て再び上り。家々のすぐ横を通って中心の広場へ。そして駅までまた少し下る。BercherからLausanneまでは30分に一本の列車。列車は確実で便利だ。でもバスに乗るのも好き。
DenezyからThierrensは50分くらい、Thierrens-St-Cierges、St-Cierges-Bercher間はそれぞれ1時間程度の歩きです。
Chemin des Blésのサイト:http://www.chemin-des-bles.ch/
今回歩いた地域の観光案内サイト:http://www.echallens-tourisme.ch/
その中に、食事処と営業時間のリストがあります。
歩行・写真は2018年4月下旬