左下のLa Grande Borneから、地図では紫の線で描かれた国境線と重なる道をしばらく歩き、途中から緑色で描かれたハイキング道への合流を試みました。
しかし、こんな感じでどこに道があるのか判別できず。出だしは国境上の家の間を指示通り入っていったのに・・・何とか道に合流
Grande Borneの国境の家を振り返ったところ 右手に国境線が伸びているはず
いかにもJura(ジュラ)の丘な景色
ハイキング道表示発見!しかもSentier des Bornesのマーク付き。スイスとフランスの国旗、それに擬人化された国境石?付き。
ひとまずは国境から離れてスイスのお馴染みの緑の中の、今度は舗装道。
遠くに出発したAubersonの町
Sentier des Bornesコース沿いには10枚くらい周辺の歴史地理の解説板があります。
フランスのブルゴーニュ地方からこの辺りを通って運ばれてきたのは塩。そう、内陸国で海のないスイスでは、Bexで塩鉱山が発見されるまでは塩をフランスから輸入していました。Ste-Croixから東へ下りる道の岩肌に彫られた、馬車の車輪のための溝は今でも見ることが出来ます。
またこの周辺では手工業としてレース細工が盛んだったそうです。これといった資源がなくて大規模な農業生産に適さない寒冷な高地での現金収入としてはこうした手仕事が重要でした
Les Granges Jaccard (1089m)。標高1000mを超すと夏でも涼しくて、小麦などの農業生産は難しいのです。ちなみに歩いたのは5月中旬ですが、早春をも思わせる爽やかさ。
分岐で、「Tourbiere de Vraconnaz」まで3分までの表示。3分なら、とハイキング指定道を外れて寄ってみた。Mouille de la Vraconnazとあるのが湿地。そのMの字から下へ延びる小路です。
Tourbiere de Vraconnaz、見た目はただの湿地。
Tourbiereとは泥炭地。氷河のカケラが長く残っていたこの周囲の土地では、水分過剰、しかも寒さのため植物が枯死した後も腐らず湿地に堆積。これを湿地から掘り出して、乾燥・圧縮すると「貧者の石炭」として燃料に使えるのだそうです。ピートモスとも呼ばれるものです。「国家的に重要な場所」と解説パネルにあるくらいなのに、
ここから先、地図上ではしっかり描かれている小道が消える!スマホアプリ無しでは全くお手上げでしたが、なんとか道に復活し、
Les Placettesの交差点。標高1144の地点。この時点でAubersonから2時間経過。この先の北側の三角の部分は今回は諦めることにします。この交差点のハイキング路表示、一方向、表示板が足りてなくて、ここでまた悩むことになるのだが。
歩行と写真は2025年5月中旬

















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