クリスマス市があちこちで開かれている12月。大規模な市で見かける観覧車。
ここはモントルー。11月末から一か月開催のクリスマスマーケットに併設。マーケットが終われば撤収される移動式タイプ。高さ34m、ゴンドラの数は23台程度。日本の葛西臨海公園の観覧車が117mで一周17分、ひたちの海浜公園の65mなどに比べるとずっと小さいです。
日本の多くの観覧車と異なるのは、スピードを落とし、まずは全部のゴンドラ、またはある程度のゴンドラに人を乗せ、スピードを上げて数周し(5周くらいかも)、再びスピードを落として全ゴンドラから人を下ろす形式なこと。
平日だったからか、お昼休憩があり、休憩後すぐだったからか人がほとんどいなくて貸し切り状態での乗車でした。その分、最初と最後の乗客を乗せ、下ろす際のゆっくり時間がなかったかも。
煙と何とかと私は高いところが好き。小さな観覧車でも私は高いところが好き。
大した高さではないとはいえ、普段とはちょっと違う角度からの眺め。
また、ゴンドラの中央にある黄色の柱、これを回すとゴンドラ自体が回転します。観覧車のゴンドラが公転と自転の両方で回ってる!
自分で回してもいいし、下を通る時に係の人が力を込めて回してくることもあります。前述の通り、5周くらいはするので、下に着いてもまだ終わりじゃない。
私は自転回転するのが好きじゃないので「回さなくていいから」と頼みますが、若者数人で乗ってるゴンドラの場合などはクルクル回して大はしゃぎしてますね。
何しろ普段は空いてる狭い空間にあるものだから、建物のすぐ横を通ります。
クリスマスマーケット以外でも秋にも多い、ちょっとした祭りの時にも移動式遊園地が開催されて観覧車が出現することがあります。
スイスには常設の観覧車は多分無いです。この観覧車(Grande Roue)はスイスで最大、とあるが本当かなあ。他に高いところといえば大聖堂、場所によっては上の階まで上れて眺望良しです。ジュネーブの大聖堂は上れます(階段で、そしてもちろん有料)
ローザンヌのクリスマス市Bô Noëlでも観覧車ありますが、今年は場所がイマイチだからかガラガラ。
駅のすぐ近くの美術館の前のスペース、確か年末までやっていると思うので盛り返しに期待。そうじゃないと来年来なくなってしまう。
こちらもご覧のように、ゴンドラ自体を回せる方式。しかし白一色でスタイリッシュというかなんですね。モントルーの方は夜は派手な色に光ってました。料金は2か所とも大人一人8フラン。
写真は2024年12月