Kandersteg (10) SpittelmatteからSchwarenbach

Gemni峠への道の続きです。Suunbuelのロープウェーを降りたところが標高1900m超。ここから緩やかに1800mを少し超えたところまで下ります。西側には壁のような岩肌、東側はぼこぼことした山々。その合間の窪みのような地形がSpittelmatte。赤とオレンジ線のハイキング道があります。

広々とした緑地に牛が放牧されてました。この装置、憶えてますか?2本の細い棒が両脇から出ていますが、中央では5~10センチほど離れてます。たとえば牛が道を通り抜けようとすると、大きな体で左右2本の棒をつなぐことになり、ピリリと電流が流れ、牛は引き返す~のだと思います。1本ずつなら触っても何も起こらないので棒を押しのけて通ります。左に見える小屋は乳製品と飲み物の無人販売所ですね。

少しずつ上り返して1890mくらいの先に大きな岩。ベルン州の熊とValais州の赤白と13の星の紋章。地図では左右に横切っている紫色の線が州境。ここからValais(Wallis)州です。平らな何でもないところにある境。

ハイキング道を示す黄色の菱形マークと、Hotel~の表示。この先にある通年営業の宿&レストランの宣伝?をこの岩に書いていいのか?とも思ったけど書いてありました。

それなりに上ってからの振り返り。まっすぐな道。この辺りから道は良いものの上りがそれなりにきつくなってきました。

右上の1897とあるすぐ下が州の境。その先も今回は黄色の線を歩いています。

これは先ほどのとは別の岩。東側の山々は脆い地質だそうで、時折の山崩れで被害も出たのだそうです。岩のすぐ左の人と比べるとわかりますが、このような大きさの岩が崩れてきたわけでして。

2060とある辺り、Schwarenbachに最初の岩に名が記されてあったホテル&レストランBerghotel Schwarenbach。ここSACの山小屋ですが、山小屋の中ではアクセスが容易な部類だと思います。冬場はSuunbuelからここまでとこの先とスノーシューなどで歩けますが、その際には重要な存在となる建物。この先でも道は分岐してますが、ずっと黄色の楽なはずの道を歩きました。写真では建物から左上にずずっと上っていきます。

おお、湖が見えた~

最初に見えた手前の湖が地図上の大半を占めているDaubenseeの右上に小さくかろうじて見えてる湖のほう。

水辺で憩うのは生物の本能かしら?暑かったこの日、多くの人たちが泳いだりしてました。さて、向こう側に小さく見えるのがDaubensee。え、ということは・・・Daubenseeが相当大きいのがわかります?

Daubenseeの横をずーっと歩きます。しかも微妙に上り坂。

振り返ったところ。これは長かった!

歩行と写真は2021年8月中旬

Schwarenbachのホテル

https://schwarenbach.jimdofree.com/

Dauben湖はロープウェーを使えば楽々ハイキング、なので色々な情報があります:

https://www.myswitzerland.com/en-ch/experiences/route/gemmipass-und-daubensee/

Valais州のサイトからDaubensee

https://www.valais.ch/en/activities/natural-sites/mountain-lakes/daubensee

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