Basel (19) ライン川沿いの工業地帯を見下ろす展望所

国境

スイスとドイツの国境線上にある道を歩いています。

森の中の道で、国境石を堪能していると、

ここはAm Hornfelsenweg (標高385m)。黄色のスイスのハイキング表示板に加えて白色のドイツのも。白色のを見るとHornfelsenまで0.2㎞。 以前ドイツで見た、ブドウ畑の中を歩くロングトレイルMarkgrafler Wiiwegliもここまで続いているのですね。ここから国境線から離れ、完全にドイツの中に入って、なぜか弧状に遠回りします。

なんで遠回り?すぐ分かります。ちょっと行くと、木々の隙間から

ここは少し高くなっているらしく、眼下にライン川を見下ろす眺め。

上の地図で、紫の太線(国境線)から南にずれた緑の太線の道を歩いて来ました。川を使って運ばれてきた原料を使っての工業地帯が川岸に形成されてます

川を挟んで対岸がスイス。

ライン川を挟んでの工業地帯 ドイツ側(左手)のGrenzach Wyhlen、右手、川の向こう側はスイス。ちなみに、以前Via Gottardoを歩いた時は、スイス側の工業地帯の中を歩いて、その先の森から南(写真の奥)に向いました

川の上に浮かぶ島にはKraftwerkinsel。Kraftwerk(発電所)があるInsel(島)。地図ではBirsfeldenとある部分です。1950年に造られた水力発電所で、67番のハイキング路は、ここからライン川の岸に下りて、橋を渡って発電所がある島を通って対岸に渡るよう、続いています。この日は途中で切り上げて島にはわたってないですが、発電所がありながら市民の憩いの場所になっているようです・・・確かに緑のこんもりとした森。

再びスイスとの国境地点

そして再び国境線上を歩きます 道の左側はドイツ。右側がスイス。

何の変哲もない通り道に見えるけど、(大体)国境線上を歩いています。ここ、左手の集合住宅はドイツにあるんですね。この右手にはバーゼルで最大の墓地、Friedhof am Hörnliがありますが、今回は寄らず。

線路をくぐってから市民農園らしい場所の中の道を通り、

ライン川に平行に走る幹線道路に出て、ここでバスに乗り、この日は帰宅。左に少し進むとZoll(検問所)とありますが、幹線道路ゆえの交通量の多さから、おそらくノーチェックで通れることと思います。天気が良い日で本当に良かった。Riehenから、丹念に国境石を愛でながら歩いて3時間半の行程でした。

歩行と写真は2025年5月上旬

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