Basel (4)Horzpark Klybeck

地図の下端にギリギリで見えるのがDreirosenbrucke。橋をくぐると

線路が見えてきました。貨物運搬用の引き込み線です。

今回私は川に一番近い道、Rheinwegを歩きました。いつもの黄色の表示板があるハイキング道からは離れましたが、確かDreiländereckはこちら、の矢印表示があった気がします。

工業地帯といった趣になり、この日は割と人が少なめ。

いや、それまでの街の中心があまりに人が多かったので(連休中だった)それに比べると少ないと感じただけだったかも。

陸地側にはNovartis、BASF、Cibaなどの化学プラントが軒を連ねています。

そして、線路の横を歩くようになった辺りから、対岸はスイスからフランスに代わりました。地図上で、ライン川の真ん中に薄紫の太線が通っている部分。

何やら派手だが幽霊船のような物体が見えてきました。

パラソルが並んでいる所を見ると、天気の良い日にはレストランのテラス席として人で一杯になるのでしょう。キッチュな感じの装飾が隣の巨大タンクとの妙な対比ですがアーティストが集う場でもあるようで、

劇場、コンサートや食事が楽しめるイベントスペースHorzpark Klybeck。船の名はGANNET。元々は1950年代に建造され、アイルランド沖で灯台船として停泊してたのが、2010年より売りに出され、スイスに運ばれ2020年より船の中がレストランとコンサートスペースに改装されました。

湾岸や川辺の工業地帯にアート系のイベント会場を設ける試み、住宅地と離れた場所なら夜遅くまで騒いでも問題ではないだろうし。工業地帯ではありますが、反対側は川がゆったりと流れ、散歩や自転車やジョギングの人が通る、気持ちの良い道でした。

写真と歩行は2025年4月下旬

GANNETのプログラムについてはこちら→https://www.gannet.lv/

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