HermanceからGyまで歩きます
Anieresまでは50分と表示板にあり、私もそのくらいで着きました。
といってもAnieresの町や港には通らずに、次のCorsierに向かいます。
ブドウ畑と湖。ホント、雲が厚く覆っています(その後雨もぱらついた)。そして日曜日の午後ともなると犬の散歩の人が多かった。
ブドウ畑から変わってビニールハウス、近郊農業地帯。
そしてCorsierも町中心には寄らず。ちゃんとバス停のある町中心への表示があるので、町に行ってお茶飲んでもいいし、バスで帰るも可。Corsierは1960年代までは400人程度だった人口が2023年末には2300人、と人口激増地区。
この日のコースはGyまで、レストランがあるような町の中心には入らずひたすら緑の中を歩く・・・Corsier、Anieres共にレストラン多数。
次のバス停があるGy(ジー)までは今までより少し距離があり、「何もない」場所を通ります。
遠くにGyの家々が見えてきました。
Gyにはレストランが2軒あり、ここからバスで帰りました。
Hermanceからほとんど休憩なしで私は2時間10分かかりました。アップダウンがほとんどないので、反対方向からでもほとんど同じ時間だと思います。HermanceからAnieresまでは車椅子でもOKとあるコースで、舗装路かそれに近い道がほとんどなので、スニーカー程度の靴でも十分大丈夫でしょう。
Gyもまた、国境至近の町。バス停Gy, poste(左端)から終点・始発バス停であるGy, temple(上、真ん中)まで進み、さらに続いているハイキング道(オレンジ線)から国境へ向かいます。
バス停から真っすぐ進んで家が途切れたところの先から振り返ったところ。私が立っているこの道が国境線で右側に見えるブドウ畑、
ぶどう畑を含む右側はフランス。左手に見えてる木々はスイス。左右に伸びている道路の奥がスイス。ブドウ畑の角が国境線になっています。探すの忘れたけど、舗装路のその角に多分10㎝以下の国境表示円盤が埋め込まれているはずです。
一枚前の写真の道の左側の植え込みの中に国境石がありました。目立つところには無くて、ちょっと探して見つけました。1816年設置でSはSavoieのSです。Gyは13世紀以前からジュネーブの教会の所属、1798年のフランス軍の侵攻から1814年のナポレオンの失脚まではフランス領、1815年以降、ジュネーブ州の他の周辺地域と共にスイスの所属へ。
先ほどの道を少し進んだところ。左手のブドウ畑がフランス、右側の草地がスイスとなります。
写真と歩行は2024年10月上旬
参考:国境石の位置が載ってるサイト:https://histoiredebornes.ch/bornes/carte/258