BallaiguesからSentier de la Jougnenaの続き、それにVia Francigenaの出だし部分を歩きます。オレンジの太線は高速道路。
Ballaiguesの西の端から舗装路を下りていきます。
第二次世界大戦にスイスの主に国境に近い地帯に造られたコンクリート製の対戦車障害物のすぐ横を下ります。またこの先にあるLe Dayの鉄道駅を更に南下したところにはPré Giroudという軍事要塞があり、現在見学可。土日のみですが、グループじゃなくて個人で見学可能。
高速道路が右手に見えます。
高速道路の上を渡ります。
木の左側すぐに見える、右側が切れ落ちた頂はDent de Vaullion（1483ｍ）。Vallorbeからも良く見える頂で、Vallorbeの鉄博物館に提示されてた、国会議事堂の丸屋根内側を飾る絵に描かれたVallorbeの製鉄所、Vallorbeであることを示す特徴的なピークがこれ。
広がる牧草地の下にはOrbe川とOrbe渓谷。
Orbe川の少し上まで下りました。ここでSentier de la JougnenaとVia Francigenaは左右に分かれます。ここまでBallaiguesから20分ほど。
Jougnena川はBallaiguesの北東にある山地Le Suchetの北にあるLe Jougnena近く（フランス国境に近いスイス）を源流とし、
国境を越えて真っすぐ南西のJougneを目指し、Jougneで南に方向を変え、再びスイスに入ってOrbe川に注ぎます。
Via Francigenaを続ける場合、次のOrbeまで3時間半は公共交通機関はありません。Les Clées（1時間40分）にはレストランが一軒ありますが、バスは通っていません。上り下りはほとんどないですが長いです。どうしてもという場合はLignerolleかBretonnièreへ向かうことはできます（両方とも大体毎時鉄道かバスの便がある）。VallorbeからOrbeまでの行程についてはこちら。
Sentier de la Jougnenaも終盤。Orbe川に造られた水力ダムの上を渡り、
渡った先の斜面を登ると、
広い草原に出ました。家畜が冬を越すための干し草を刈った後にできる縞模様。右手奥に小さく列車が見え、そこは鉄道駅Le Day。
Le Dayから列車で帰宅。駅からVallorbeまでの間には鉄道の高架橋Viaducがあり、美しいですが今回はパス。ここからVallorbeまでの行程についてもこちら（先ほどと同じリンク先）。お疲れさまでした！
https://yverdonlesbainsregion.ch/en/
写真と歩行は2024年8月