MartignyからOrsièresまでは19㎞、6時間超。前回はMartignyから2時間ちょっとのBovernierで切り上げました。
BovernierからOrsièresまでは3時間45分のコースタイム。途中Sembrancherで鉄道駅を通り、そこから南下。
Bovernierの鉄道駅を出発。
Bovernierの南東にあるのはCatogne(カトーニュ)。ピークは2598m。レマン湖沿いを歩いてる時から、時折きれいな正三角形の山容がドーンと目立っていた山。聞いた話によると登山道があるのは崩れやすい地質上で、登るの大変らしい。見て崇める山として私は登らないだろうな。遠くからなら見えてた三角のてっぺん、ここに来ると近すぎて見えません。
しばらく道路の脇を歩くけど、ちゃんと歩道が確保されている。
道路脇をこのように上っていき、
森の中に入ると静か。ちょっと離れたところは車道だというのに。
岩がゴロゴロ。
ひときわ大きいのはLa Pierre à Gargantua(ガルガンチュア岩)かもしれない。
ガルガンチュアはフランスの小説に出てくる大食漢の主人公の名。
1時間半歩いて、森を出て線路の脇に出ると、
Sembrancher(サンブランシェ)の駅が見えてくる。2010年代までの小さな駅だったのが立体的な立派な駅に変わっていた。BovernierからSembrancherまでが1時間45分。
Sembrancher(標高718m)からはOrsièresまで南に行く路線と、そのまま東へLe Châbleまで行く路線に分かれます(乗り換えは互いにすぐ向かいのホーム)。Châbleからはバスかケーブルカーで有名リゾート地Verbier(ヴェルビエ)へ。Verbierにおける別荘の増殖ぶりはなかなかにえげつない・・・
歩行と写真は2021年6月