Plambuit駅から歩くこと既に2時間半。
Antagnes(アンターニュ)の町を通り抜け、
ブドウ畑の中を下りた向こうには
建物の足元に広がる白い何か。建物はAuberge du Bouillet(ブィイェ)・レストラン。Mines de sel de Bex、またはMines de sel du Bouillet、Bex(ベー)の塩鉱山のすぐ近くにあります。Bouilletとは羊飼いの名で、その昔、連れていた羊たちが好んで飲んでた湧水が塩味→塩鉱山を発見!彼にちなんだ名前です。
Sentier du Sel(赤丸付き緑太線)はMines de sel(地図の右側上端まで行かずに(何故だ?)川沿いをDévens経由でBévieuxに行きますが、私はMines de selに向かいます。
なぜなら、そこにはトイレがあるから。Mines見学をしなくても利用できるのだ。Mines閉館中は閉まってるかもだけど。そしてこの日はSentier du Selには戻らずにAuberge du Bouillet横の道を登りました。名前付きのハイキング指定道:Tour des Alpes Vaudoises(ヴォー州アルプス一周路)。Sentier du Selを続けると通るDévensには製塩所関連の建物があります。DevensではPanexから1801年につくられた7.5㎞の木製輸送管で送られた塩水から塩を精製していました。Devensは次回!
登っていく道からは、塩鉱山からの廃棄物?白い何かが見下ろせます。塩を取り出した後の残渣か何かかしら?周囲の植生が無事そうなので害はなさそう。
Fenalet-sur-Bexを通り過ぎると再びのブドウ畑の中の道。
おそらく画面右側、斜面上に小さくある家々がAntagneで、ここから画面右外のMinesに下り、折り返して今ブドウ畑の中、と思われます。
春先と秋は本当に楽しく歩けるところです(夏は暑いと思う)。
Le Cheneを通り抜け、その先のブドウ畑を抜け、森の中から川へ下りる道に入ります。BouilletとあるのはMines de sel du Bouillet(塩鉱山)のことで、私はBévieux(ベヴィウー)に向かいます。Bévieuxの名はおそらくBex(ベー)Vieux(古い)から来てるのでしょう。
ちょっと急な坂道を下って森から出るとBévieux、鉄道駅がありBexのCFFまで、TPC傘下の列車BVBが接続しています。Bévieuxには製塩所がありますが、それはまた次回。
出発地のPlambuit駅からBévieuxまでは歩いて3時間半。BévieuxからCFFのBex駅までは45分位。列車の運行は1時間に1本。Bevieux周辺にはレストラン等がないので、電車を待っているよりは線路&川に沿ってBexの中心まで歩くのがお勧めです。
Bexの中心部はCFF駅と離れていて(歩いて20分くらい)、BevieuxとCFF駅のほぼ真ん中辺り。地図だと「Bex, Place de Marche」とある辺りです。Bexの町、塩で栄えた当時の古い建物がかなり残っていて、私は結構好きです。Bexの観光案内所はCFF駅の中。
Bexの観光サイト:
https://www.alpesvaudoises.ch/en/stories/bex
https://www.bex.ch/N150/tourisme-culture-et-loisirs.html
写真と歩行は2021年9月上旬(最後の写真2枚は2021年5月)