VeveyからMontreux(モントルー)まで2時間ちょっと。
Veveyの鉄道駅から湖側へ。白い空白部分はPlace du Marché。広い空間は普段は駐車スペース。時々サーカスやFête des Vigneronsなどのイベントが開催される場所。
Place du Marchéの北端には今は観光案内所が入ってる建物。Veveyのワインも売っている。その北側裏にある老舗カフェレストランLa Clef。どのくらい老舗かというと、Veveyをはじめとするスイス北西部に滞在した哲学者のJean-Jacques Rousseau(ルソー)も贔屓にしていた店。1730年にルソーが滞在していた時にあったテーブル(つまり300年前の木製テーブル)には小さなパネルが付いているそうです。また昼のランチにはルソーのお気に入りメニューのチャービル入りオムレツとサラダのセットOmelette légère et gourmande(2023年9月現在で22CHF)あり。
南側には湖。正面に見えるはずだがこの日はほとんど見えない正三角形の山はCatogne。この先も時々出てきます。
湖畔を歩きますが、
湖畔の北側にはVieille Ville(旧市街)。その更に北側には鉄道とそれに並行してトローリーバス(201番線)が走っています。
湖畔を歩くとほどなくしてチャップリン(こちらではCharlot(シャルロ)の愛称で呼ばれることも多い)の像。背後のクリーム色の建物はAlimentarium(ネスレが関わってる食べ物博物館)。ネスレの最初の本社屋があった所。チャップリンはVeveyから北にあるCorsier-sur-Veveyで晩年25年を過ごします。
その向かい、湖に刺さったフォークのオブジェ。高さ8m、幅1.3m。1995年、Alimentarium開館10周年を記念して据え付けられ、元は一時的な展示の予定で撤去されるが2007年より常設。
5星ホテルHôtel des Trois Couronnes。Henry Jamesの小説Daisy Millersの舞台はここをモデルにしているという説。
こちらも5星、Grand Hôtel du Lac。この辺りで旧市街の東端。ご安心ください、5星以外にもホテルあるし、レストランも沢山沢山あります。モントルーのようなけばけばしさ、派手さはないですが、Veveyは落ち着いた、しかも湖がバッチリ美しい町。昔から実に多くの著名人が滞在、または晩年を過ごしています。
Lavauxのブドウ畑も見えますし。
歩行と写真は2023年9月下旬