Lochsiteへの寄り道(赤の線)から緑のVia Suwarowへ戻り、車道へ下ります。
向かい側の斜面から、歩道橋で車道を渡ります。
若干の駐車スペースあるけどバス停なし。この日は車が一台だけ停まってました。よく見るとLOCHSITEの文字の中央が断層になってる。
ここには少しだけ英語の説明がありました。ほんの少しだけ。黄色の線がマジックライン。中央、ラインのすぐ下にある「穴」はMartinsloch。次々回お話しします。
結局、Lochsiteには特にバス停が近くにあるわけでなく、Schwanden駅から歩いて20~30分くらいかしら。LochsiteからSchwandenまで歩きます。
駐車スペースがある車道からさらに下ります
羊放牧スペースだー 柵の戸に黄色のハイキング道マークがついてるので、この戸を開けて、閉めて通り抜けます。川沿いを歩き、
Schwandenに近づいてきました。川沿いに大きな建物、工場が沢山ある所。
Schwandenに入ります。
今はAltdorfに移転してしまったようですが、以前はSchwandenの駅からほど近いところにSwarow記念館があったそうです(駅前にあった古い地図ではまだ表示が残ってた)。Glarusに住んでた知人の知り合いが40年以上前から一人でSwarow隊の遺物を発掘収集したのを展示したのが始まりだったそうです。
駅には直接向かわずに、川沿いを GIW:Glaner industrieweg(Glarusの工業遺産をたどる道)をちょこっと歩きます。 ここには繊維工場がありました。
緑あふれるのどかな牧草地帯から急に工業地帯の建物群!?今でこそ山奥のイメージがありますが、川の水力電力を利用するなどして、Glarus州は繊維産業が盛んでした!結構な輸出産業でもありました。
2020年にSRF制作の歴史大作テレビドラマでも第二次世界大戦直後に化学繊維の出現に対応を迫られる繊維工場を扱っていて、ロケ地はGlarusでした。
これも木造の昔からの工場(現役だったかどうかは忘れた)
SchwandenはElmからのSernf川とLinthalからのLinth川の合流地点。この先、川はLinth川として北上。
GIWはZiegelbtuckeまで続きます。
繊維業の他にGlarusに現存する唯一のビール醸造所、ADLER(鷲)Brauがあります。ビールもやっぱり水辺。
Glaner Industrieweg の説明板もそこここにあります(ElmにもSchwandenにも)。正直言って、Sardona世界遺産よりもずっとちゃんとした説明だった気がする(英語はなかったかなあ)
http://glarner-industrieweg.ch/Willkommen.24.0.html
写真と歩行は2021年8月下旬