我が家には全身が映る鏡がない。洗面所にある鏡も、背の低い私には肩から上しか映らない。着こなしやコーディネイトのためには全身鏡あったほうがいいのだろうけど買ってない。
そういうわけで自分の全身像を見ることは滅多になく、たまに建物壁面のガラスに写った自分の姿を見ると、毎度のことながら愕然とします。わー 和服が似合いそうな昭和の日本人見っけーー (着物は着たことないけど)
毎日自分とは違う人種の人々の中で暮らしていて、骨格が違うから何やってもああはならないなあ、と実感して諦めというかすべてを受け入れる気になりました。たとえ今から大減量に成功したとしても、たとえ20代前半からヨガとストレッチとピラティスと筋トレに励んでいたとしても、あのようには成ることはありえない、という見本が周辺にいる。そりゃあ努力し続けることは大事ですが、10センチ足長に見える着こなしくらいじゃどうしようもない。胸が尻が大きいとか二重顎だとか美白だとか、どうでもよくなってるのは、日本にいたときからそういうのが相当どうでもよかったからですが・・・
スイスの温泉やプールなどは男女別に分かれていないけど、水着姿に躊躇する方がいましたら、日本と比べて誰も他人の体型を気にしていないのでご安心ください。日本の温泉とは違うけど!私は日本の温泉に入りたい!!!
最後に、日帰り温泉ではなく宿泊客専用の「ウェルネス」施設について私の数少ない経験から。山間リゾート地に多い気がしますが、ハイキングやスキー、スノーシューの他に「ウェルネス」施設を備えたホテルがあります。私が泊まった宿では源泉は湧いてないので温泉プールは無いものの、男女混合・裸で入るサウナや蒸し風呂が各種あり、、、、私達夫婦と知人夫婦4人で泊まりました。友人夫婦の全裸を見て、こちらの裸も見られるわけですが、だから何?でした。一緒にウェルネス施設楽しんでご飯食べてスキーに行っての数日間。そういうものでした。
海外からの訪日客が、温泉に一緒に入れなくて残念だった、というのを聞きました。いちゃつきたいとかそういうことじゃなくて、一緒に楽しみたいくつろぎたいらしい。そうなんだー
前述の、一日の数時間を周囲の大勢とすっぽんぽんで過ごしたホテル(ちゃんとしたホテルです)、ホテル内には首から上が映る鏡しかなかったーーー全身鏡がなかった!日本の温泉や銭湯の洗い場にある蛇口の上の鏡。腰かけた状態でプルンプルンしたお腹をしっかり写すあの鏡。。。あのウェルネスホテルには、顔より下を映す鏡がなかった。ビジネスホテルには必須の全身鏡、なかった。他人の裸はチラチラと視界に入っていたけど、自分の体を見ないで済んだ。比較しないで過ごした。後からそれに驚いた。
スイスにもヌーディストビーチあります。海辺じゃなくて湖畔。近くに住んでいた知人は小さかった子供を連れてよく行ってたそうで、変な場所ではなく自然のままに過ごそうという真面目な場所。遊覧船も近くを航行しますが外からはちゃんと見えなくなってます。
ウェルネスもプールも浜辺も他人をジロジロ見ないで自然に過ごすのがエチケット。