Lübeck! リューベック!

Lübeck(リューベック)はハンブルクから北東に55㎞、鉄道で40分。巨大都市ハンブルクに近いが歴史的にハンブルクとは独立して発達してきた誇り高い「自由都市」!バルト海に面したハンザ同盟の盟主Die Hansestadt。

Rathausからすぐの老舗カフェNiederegger。この向かいにも店舗があり、そちらに入った

Lübeckはマジパンというアーモンド粉と砂糖で出来たそれはそれは栄養価の高い(高カロリーともいう)お菓子が有名で、マジパンを扱う老舗お菓子屋&カフェの一つがNiederegger。街の中心部にある、Niederegger Erster Zweigの方に入りました。

ハンブルクもそうだけど、カフェのケーキが楽しい!スイスはスポンジ&クリームタイプのケーキがイマイチなんですが(素朴な果物タルトのほうをお勧め)、ここのケーキは日本のに近い、そして日本のより大きい。そして果物たっぷりのもあって、味も甘すぎず上品な美味しさ。ドイツの他の場所のは知らないけど、ドイツの甘味に対する大昔の先入観(甘さが強烈だと思い込んでいた)がくつがえされました。

Niederegger Erster Zweigは1階がマジパン関連お菓子の販売部。小さいウズラの卵型の45cのから手の込んだ大型の造形物まで豊富な品揃え。日曜だったからか、それはそれは混んでいた!カフェは二階。階段から2階の壁には昔使われていた銀器と皿が展示されてました。ちなみに今日でもフォークやスプーンは銀製の!

2階では中央にケーキが多品種並べられた夢のようなガラスケースがあり、半円形のケースの後ろの店員さんにテーブル番号を告げて席に持ってきてもらうシステム。席がガラスケースのそばだったので、老若男女が嬉しそうにケーキを選びに来るのを眺めていました。写真はケーキのカタログで郵送もしてくれるそうですがスイスまではダメか~また食べに行きたい!スイスではイタリアンタイプのガツンと高圧で抽出するタイプのコーヒーなのですが、ここでは日本のような、ドリップで淹れるたっぷり量がある方式で、これも久しぶりで嬉しかった。

リューベックの旧市街はTrave川とTrave運河、更に城壁で囲まれてます。駅は旧市街の北西、少し離れたところ。ちなみにリューベックがあるSchleswig-Holstein州の東側は旧東ドイツ。

私が訪れた3月初旬はまだシーズンオフでしたが、Trave川から海までのクルーズなどもあるようです。シーズンオフでも見かけた、観光用水陸両用バス。

地図で見たときは濠程度かと思っていたTrave川ですが、立派な港湾都市でした。リューベック駅から海に出られる駅までは鉄道で20分、今回は断念。

城壁があれば城門もある。駅から歩いてくると最初に目に入るのがHolstentor(写真左)。門といっても立派な建物。中は博物館になってます。

これも城門、あれも城門。門もそうだけど街中の建物の多くが赤茶色のレンガで渋い!

Lübeckはトーマス・マンが生まれたところ。マンは1933年にナチス政権のドイツを去ってスイスやアメリカで過ごし、最後はチューリッヒで亡くなります。

西ドイツの首相を務めたWilly BrandtはLübeckで生まれ、やはり1933年にLübeck沖から漁船に助けられながらデンマーク→ノルウェーへと逃亡。ギュンター・グラスは晩年をLübeck近郊のBehlendorfで過ごした。以上リューベック関連のノーベル賞受賞者3人の超簡単な紹介。

スイスを出発して6日後に同じ路線で帰りました。既にイタリアで都市封鎖が命じらており、混んだ車内では往路では感じられなかった不気味な緊張感。その週末にはドイツ、スイスとも緊急宣言が出され、全てが変わっていきました・・・今思えば十分に能天気に旅ができた、今のところ最後の機会として印象に残っています。

ステイホームとか、近所や県内や国内を旅しましょうという風潮ですが、やはり異国は楽しい!普段と違うのって新鮮!港町ってハイカラだわ。そしてやっぱりしみじみと、スイスの都市は、スイス内で大都市といっても小さいよなあ、とハンブルクで思いました。

写真・訪問は2020年3月上旬

Niedereggerの公式サイト(マジパン部門も):

https://www.niederegger.de/

そのうちカフェ部門:

https://www.niederegger.de/cafe-niederegger/

コメント

  1. 合い言葉は同じ誕生日♫ より:

    ハンザ同盟、懐かしい響きですwww ハンブルクとリューベック、良いタイミングで気分転換になって良かったですね。しかしドイツがケーキが美味しいとは意外でした

    • panorama-alpin より:

      大意外!です。ドイツも北と南では色々違うんでしょうね。ハンブルクは本当に最後のほうにドイツに加盟したみたいで、ドイツの南方より直接ウィーンとかフランスとかと交流してたみたいですよ。港町って海で世界とつながってますよね。長崎とか。

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