さてHARASの敷地、前回の最後の地図でもわかりますが広い!バス停近くの入り口が右上端、手前二つの楕円形競技場には今回はたどりつけませんでした。左上の楕円で競馬が行われ、その右にある赤い屋根の建物の左端と下端がそれぞれ競技場に面して開いた観戦スタンドとなっています。建物の中では仔馬競技、建物横の四角のスペースで障害レースが行われています。その右のほぼ三角形の芝生では馬車競技。
右上端から歩いていきます。馬を運搬する車両がたくさんたくさん!
馬車レース。馬車がクルクルと円を描いていく・・・こんなに小回りがきくとは知らなかった。
こちらも正装です。一人乗りと二人乗りがありました。
審査員ボックス。
競技前の馬の走らせ場。場合によってはそれなりのスピードで飛ばしてきます。このように、馬がいる場所と人間がいる場所が混然一体となっているので、注意して歩きます。馬の後ろから近づくのも危険。馬がとっても身近。
馬車競技を見ながら歩いていくと建物が見えてきました。この建物の両側に馬場があり、それぞれで競技が行われていて、建物内のスタンドに座って眺めることもできるし、馬場にうんと近づくのも可。
またしても障害レース。こちらは土の馬場。水濠とかを飛び越えるタイプのです。オリンピックの競技で見るような。
さらに「普通」の競馬。このレースで私はスイスで初の馬券を買いました。外れた~。
ポニーレース。御者は子供だったような。
競技場への人の立ち入り方が半端ない。
建物の中に入ってみましょう。仔馬と親馬一緒の競技をやってました。よくわからないのですが、飼い主と一緒にコース(八の字とか)を回って憶えさせ、次に馬だけで回らせて正確さを競うようでした。
馬関係の鞍とか馬柵!などのショップ。まあ、そりゃあどこかで売ってるわけですわね。
表彰式。リボンをつけてもらってウィニングラン。よかったね。
この祭りは現在ではFestival Equus Helveticusという名で行われています。2018年は9月の13~16日、馬の総数1000頭。↓は公式サイト(仏独語のみ)
https://www.equus-helveticus.ch/
祭りはHarasとIENA(Avenches National Equestrian Institute)、Franches-Montagnes協会、スイス馬協会との共催です。IENAはHarasと敷地内で隣接している馬団体で、IENA、Haras共に見学ツアーなどを頻繁に催しています。上記サイト内で過去の大会動画が見られるのですが、Saignelégierでもあった、ローマ兵の格好をしての馬レース、Avenchesでもあります。出場者がSaignelégierと比べて観客との距離が近いと言ってます。そうなんですよ、ここ、馬との距離がものすごく近い。決められた時間のショーではないので、同時進行している競技を次々見て回れます。私は3時間のみの滞在だったので色々見逃がしてます。そして入場無料!さてローマ兵といえば、Avenchesはローマ帝国の遺跡が残る町。次回ご紹介します。
こちらはAvenchesの公式観光サイトからIENAの紹介(英語)
https://www.avenches.ch/en/P1285/avenches-national-equestrian-institute-iena
写真は2013年9月14日。