しつこく馬の話ですが、もう一題だけ。1899年創立のHarasとは、スイス固有種の馬Franches-Montagnes種の改良を目的として、研究飼育を行っている国立の施設です。ここで年に一度行われていたのがHaras National Festival。2013年9月、三日間の会期中、二日目の午後のレポートです。
バスを降りて敷地内に入ってすぐのところで行われていたのがこちら。広い敷地内には建物が点在し、馬場も多種複数あり、同時進行で色々な馬競技が行われていました。屋台や食事処もあってこの日はお祭りの様相。
ウェスタンのような服を着ていた最初の写真の競技のすぐ隣では、ドレッシーな感じの別の競技。競技ごとに乗り手の服が決まっているのですね。スイスでは普段日本に比べると服装規定がずっと少ないので新鮮。
見ていて楽しかったのはこれでした。障害物タイム競技。途中馬に乗ったまま水入りタンクを移動させたり積み重ねたり、
他にも輪っかを取って三角コーンにかぶせたり、と色々。
決められた順序に沿って馬を進ませるのですが、ひらひらと垂れ下がった帯状のもの、これをくぐるのを嫌がる馬もいましたね。
また先ほどよりずっと広~い会場で、正装して並足駆け足等の演技
HARASへのアクセスです。Avenchesの地図、右側にAvenchesの駅と町、高速道路を挟んで左手の広大な緑がHarasです。、2013年に開催された際にはAvenches駅から無料バス(Navette)が出てました。貼紙とか全然ないところに目立たないマイクロバスがひっそりと来ました。路線バス(黄色の郵便バスCarPostal)も利用でき、バス停名は”Avenches, Haras Fédéral”です。駅から2kmくらいなので歩けないこともないです。観光局の人に最初に聞いた時には(2013年の話だけど)、Avenchesの街中で自転車借りていったら、と勧められました。確かにこの辺りは平らです。レンタサイクル、当時はいくつかのホテルでも貸している、と言ってましたが今はどうだかな?
Haras National Festival は現在ではFestival Equus Helveticusの名で行われています。サイトは仏独語のみですが、会場地図や無料バスの運行時刻表も含めてプログラムなど載っています。
https://www.equus-helveticus.ch/
Avenchesの公式観光サイトのHARAS紹介ページ↓Avenchesというと古代ローマ遺跡が残る街としての方が有名でしょう。その紹介は後で。
https://www.avenches.ch/en/P6409/haras-national-suisse
HARASの公式サイト:
https://aesg.ch/le-haras-national-suisse-a-avenches/