気を付けて!ハイキング道の自転車が急増中

Via Albula/Berninaは2012~2014年にかけての歩行が中心ですが、2018年の8月に一部を再訪してきました。

標識の一番上がマウンテンバイク道の印。これがあったら、公式に自転車道も兼ねてます。

そこで痛感したのがVTT(マウンテンバイク)の増加です。以前はハイキング道で見かけると、こんなところをよく自転車で通るなあ、とむしろ感心していたのが、ここ数年で激増、今ではハイカーに対する大いなる脅威です。危ないです。たとえばこの先のAlp GrümからPoschiavoにかけての標高差1100mの下り道は、ほぼ全行程がVTTと共通の道です。彼らは狭い道をスピードを緩めず下りてきます。

後ろから猛スピードで迫ってきて、あっという間に通り過ぎる自転車・・・

迫りくる自転車に対しては、優先権は(多分)歩行者にあるのだから道の真ん中を歩くべきで、岩などの障害物を避けることのできる彼らなので歩行者に対しても自転車の方が止まるか避けてくれるに違いない、という意見。一方、そんなの信用できない、自転車が来ないか後ろを振り返りつつ道の端っこを歩くべし、という意見。

どちらがいいのかは分かりません。後ろを気にしながら歩いて足がもつれて、自分が転んで怪我したら泣くに泣けない!し、VTTは今日が初めて、というのがかっ飛ばしてきたらどうしようもないし。せっかくのハイキングなのにこわごわ歩くのでは残念ですが、自転車が来る可能性については心にとめておいてください。急に自転車が近づいてきても(なるべく)慌てないこと。自分が転ばないように。道の端に寄って待つときは、崖側でなく山側に、リュックが触れないような側をむいてです。

心配な方は、自転車道の公式道はこちらから調べられます。

https://www.schweizmobil.ch/en/summer.html

こちらは自転車全般のサイクリング指定道。水色バックに数字。

サイトからCycling(自転車一般)とMountainbiking(マウンテンバイク、VTT)、右側の一覧からでも中央の「Map」からでも。またいつもハイキングで使っている地図の左側の選択欄でHiking(緑の線)に加えてCycling(水色の線)とMountainbiking(茶色の線)にチェックを入れて照らし合わせることもできます。

年配の方々も列車に自転車を積んで。これはスイス北東部、RorschachとHeidenを結ぶ路線。標高差530mを列車で上る。(2012年)

そうそう、スイスでは自転車を列車やバスにも積めるのです。追加料金を払う必要があるのと、バスへの積み込みは事前連絡が必要なこともあるなどの条件付きですが。まあ、ハイキングに加えて自転車で旅する人にもかなり便利な国ではあります。

https://map.wanderland.ch/?lang=en&bgLayer=pk&season=summer&resolution=250&E=2622510&N=1188347&layers=Wanderland%2CVeloland%2CMountainbikeland

自転車と歩行者の共存(できるのか?)は非常に厄介な問題です。Graubünden州の、両者とも同じ道を走らせてしまえー というスタンスに対し、似たような境遇にあるVallais/Walis(ヴァレー/ヴァリス)州は、ハイカーと自転車道を分離しようとしています。両州とも広大な面積と長大なハイキング/自転車道、少ない人口(整備する人が足りてない)、多くの観光客、と状況は似ていますが・・・

列車には自転車を載せてもOKな車両が決まってます。ドアに自転車のイラストが大きくついてるはずです。改札がないのでホームからそのままGO!

もう一点、昔に比べてスイス及びヨーロッパが相当暑くなっています。雨の降り方などもトロピカルになってきてます。ハイキングなどの野外活動を考えている方は以前とは少し違うかも、と思ってください。

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