スイスのホテル(2)

ハイキング目的でスイスに行って、どこに泊まりましょうか?

きっと何でも揃ってるに違いないチューリッヒとかに泊まっておけば安心かしら~時刻表を調べるとどこへでも数時間で行けるみたいだし、日本での毎日の通勤時間を考えると大したことないわね~と選ぶのは問題だと思います。大都市のホテルはとにかく高いです。しかもよくよく読むと朝食は別料金15CHF とか書いてあったりして愕然とします。確かに車窓は美しいですが、ハイキングを終えてホテルに帰るころには街の規模に関わらずスーパーは閉まっています。大きな駅にはコンビニのような店もあるけど品揃えは見劣りがする上にやっぱり高いし。

都会ではあまりにホテル代が高いのでユースなどのドミトリーに泊まると、そこはナイトライフを楽しんで未明に帰ってくる若者と、早朝の飛行機に間に合うように夜明け前からガタガタと寝てる人のことなどこれっぽっちも考えないで荷造りする人で一晩中うるさかった!というのは私の悪夢のような体験。

コンサートとか仕事とか、用があるのでなければ、大都市(といっても日本に比べると小規模ですが)は避ける方が無難じゃないだろか。

さて値段がお手頃でお勧めなホテルがあるかというと、スイスではホテルと食事の値段は受けるサービスとかなり正比例しています。ホテルの値段を決めるもの、一つには場所で、チューリッヒ、ジュネーブをはじめとする有名都市は本当に高く、しかも町の規模が大きくなると、鉄道駅から距離があって更にバスとかトラムで移動しなければならないことも多く(歩けるけど)、あと大きな駅周辺は治安が悪めです。

同じ町の中で複数のホテルがある場合、値段の違いは如実に施設の違いにあらわれます。シャワーやトイレが部屋についているか共用かどうかでまず大きく値段が変わります。部屋からの眺め、部屋の広さ、防音対策、テレビがあるかどうか、改装してあるかどうか、なども関わってきます。ちなみにバス・トイレ共用でも、部屋に蛇口とシンクがついてることが多いです。

しかし値段に関わるサービスとは「量」であって「質」ではないのです。部屋の調度品も内装もとても古くて床もギシギシきしみっぱなしで快適とは言えないけど、とても掃除が行き届いていて何かいい雰囲気だった、とか、シンプルの極みで部屋も狭かったけど自分の部屋みたいで落ち着けた、とか捉え方はそれぞれです。何を重視するかは人によりけり。

値段に関わらず無料で使える無線LANは大体普及してます。フロントで受け付け時にはまず宿泊者用WIFIのパスワードを聞いてみましょう。なんでだか、なかなか向こうからは言ってこないのです。たまに予算的に厳しそうなホテルで食堂しか入らない、などのことはあります。どうしても必要な人はホテルレビューを熟読して判断してみましょう。今は大抵、無線ランの良しあしの評価が載っています。

しかしホテル予約サイトのレビューは行間を読まなきゃなりません。だって同じ「素晴らしい!」でも低料金のバックパッカー宿で客が求めるものと超高級ホテルでの満足度合いは違うでしょう。

安宿でも、朝食は十分な量があります。夕食時には追加料金を払わなければ食後の一杯のお茶さえ口にできないのをいつも悲しく思うのですが、朝食時の飲み物も大抵飲み放題。大きなホテルではコーヒーマシンがあって自分で淹れることも多いですが、小さめのホテルだと、席に着くと(案内されると)まず係の人が飲み物(コーヒー、紅茶、ホット牛乳とか)を何にするか聞いてきます。私にはこのギャップが不思議。パンも大抵食べ放題。朝食時にはナイフだけでフォークが見当たらないことがほとんどです。どうもね、チーズやハムや蜂蜜など、すべてパンにのっけて食べてるみたいですよ。パン原理主義。

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