Urigen(ウリゲン)のホテルの前の道は夜になると車どおりが少なくなるので散歩してみます。時刻的には夜だけどこの時期(7月中旬)は遅くまで明るいです。
あの上の方から歩いてきました。
さて三日目です。Urigen (1284m) からSpiringenを経由してAltdorf (アルトドルフ, 458m)まで歩きます。9㎞強、3時間余り、今日はほぼ下りです。
Urigenのバス停から、遠くに見える教会に向かって歩きます。緩やかな下り。
UrigenからSpiringenまで、標示がとても少ないです。特にSpiringenに下る分岐の印が見当たらず通り過ぎてしまい、下に見えた教会の尖塔から現在地を推測し、そこめがけてハイキング道じゃない所を通って自力でたどり着きました。
Spiringen(921m)からは印復活!集落の裏手の小径をひたすら西へ。
Witerschwandenが見えてきました。ここから先はしばらく川沿いを歩きます。
Bürglen(ビュルグレン)着。ここはスイス人の心の拠り所、英雄ウィリアム・テルが生まれたとされるところ。伝説の人物で実在したかどうかは???なのですが、数々の史跡がある…博物館もある…ゆかりの教会もある…スイス人(特にドイツ語圏スイス人)相手にこの部分を深く追求してはいけません…
Tellskapelle。テル教会。弓矢を持ってるテルのフレスコ画。
ウィリアム・テルと当時の歴史について解説したパネルが配置された道をたどってさらに進んでAltdorfに到着。Uri (ウリ) 州の州都です。
この塔は無料で上に上れます(階段)。AltdorfからFlüelenまでバスで行き、そこからLuzernまで船に乗りました。船も乗り放題切符対象です。湖岸にはまたしてもテルゆかりの場所があり、スイス人にとっては感動の行程…そう、Vierwaldstättersee -訳すと「四つの州の湖」、はただ綺麗なだけの湖ではありません。スイス建国時の重要ポイントいっぱいの湖なのですが、それはまた別の話。
さて、Via Alpinaはさらにさらに続きますが、この度のKlausenpass越えハイキングの記録は今回でひとまずおしまいです。読んでくださり有難うございました。
Linthal(Braunwaldの下にあたる)からFlüelenまではKlausenを経由してバスが通っています。二時間ほどの素晴らしい眺めを楽しめます。6月末から10月の半ばまででおしまい、今年は10月15日までだからもう少しですね。冬期のバスはFlüelenーUrigen、LinthalーUrnerbodenのみです。
バスの時刻表のダウンロードはこちらからできます。http://www.fahrplanfelder.ch/en/welcome.html
あと数回、ホテルとカントン(州)について書いたら、「Via Sbrinz チーズを運んだ道」、その次には「ベルニナ鉄道を眺めながら延々歩く道」を書く予定です。途中、随時時事ネタや馬ネタについても書きたい!書きたいことは本当にまだまだまだまだあるのですが、なかなか筆が追いついていってない…