私の趣味で時折載せてるスイスの学校の建物写真。プールが無い?校庭もあるかないかの極小?小さくて可愛らしい建物、だけど周辺人口が増えて、児童数が増えたら入り切れるの?私が子供の頃の日本では、生徒急増に際して校庭にプレハブ校舎を建てたっけ。
集落や町の限られた平地部分に建てられた学校の場合、学校専用プールは滅多に無いです。校庭も狭いことが多いです。日本だと都心の学校の校庭は狭いけど、地方都市、田舎に行くにつれて広くなることもありますが、スイスの場合、大都市から離れる=山間に入るので校庭に割ける面積は逆にどんどん小さくなるのでは・・・独立した体育館も必須ではないです。体育の授業が行える広間のようなスペースは校舎内にある可能性があります。
1800年代から1900年代の前半の数字が刻まれている、集落の中心にある時計塔を備えた可愛らしい学校が建てられた当時、子供たちは家の農作業の手伝いに駆り出されていたわけで、「元気に外で遊んで体力をつけましょう」などと言う必要は全くなかったのです。
これは昔の大人は一日中、外で体力仕事をしていたので、家に帰ったら家に籠って過ごしたし、敢えてハイキングに行く気にもならなかったーーー週末にベランダや庭でくつろぐようになるのは、デスクワークが一般的になった頃から、と同じ理屈です。スイスの住宅、時代を経るにつれてベランダがどんどん広くなるのは以前書きました。そういうわけで、昔の学校の校庭はとても小さい、あるいはほとんど無い。
さて現在でも、プールや体育施設は一般市民と共用しています。例えばローザンヌ市の場合は年中開館している屋内プールを、昼間は数レーンを学校授業用に、残りのレーンを一般利用者に開放しています。夕方から夜間には、一般利用者と地域のクラブがやはり共用しています。
また市内中心部から少し離れた地区には、1960年代以降の人口増大期に大型で、複数の建物から成る学校建物群が建てられましたが、そこに備えられた体育館、プール、ホールなどを逆に生徒と市民が共用しています。
世界のお金持ちの子弟が集まる、スイスの寄宿制インターナショナルスクールでさえ、プールに関しては市営の施設を使っていることが多い、ような気がします(インターナショナルスクールの真相についてはそこまで詳しくないけど)。お金があっても、スイスの場合、スペースが限られていますからね。
夏の数か月間は屋外プールがあちこちで営業を始め、そこで学校グループの姿を見ることもあります。またスポーツや音楽活動においてスイスでは、日本のように学校教育の一環としての部活動よりは、地域クラブでの活動の方が盛んなようです。
写真は2026年2月










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