エメンタール(1)Lützelflühからエメンタールチーズの館

スイスの建築物

前回の濃霧の中の畑作地帯はベルンの少し西側部分でしたが、今回からはベルンの東側、エメンタール地方を歩きます。ベルンの北東の中核市Burgdorf(ブルグドルフ)、ここからEmme(エンメ)川沿いを南東にさかのぼってLützelflüh(ルツェルフルー)。チーズの名で聴いた覚えのあるエメンタールとはEmme川流域に広がる丘陵地帯です。Lützelflühから北のAffotern、そこから西へHeimiswillまで歩きました。

まずはLützelflüh(地図左下)から北東へ。Lützelflühを経由した鉄道が北上したのが東側に、また西側にはバス路線が通ってますが、

ここからしばらくは公共交通機関がない部分を歩きます。川沿いの町Lützelflühからはすぐに緩やかな上り、

丘陵地帯に農家の建物が点在、あるいはある程度かたまって点在

振り返ったところ。奥にはアイガーなどのアルプスの山々がかすかに。この日は曇りでイマイチはっきり見えませんが。

中央の家々、大きな母屋と右側に同様の形状ながらサイズダウンした小さな建物。

この地方の建物の特徴でもあるのですが、家畜スペース、飼料や干し草を蓄えて置くスペースが一体化しているかもしれない巨大な母屋、少し離れた小型の建物に隠居生活に入った老夫婦が住んでいることが多いそうです。もっとも現在は単に物置として使われていることもあるそうですが、窓が花で飾られていたらきっと住居。

アップダウンが続く地帯なので、この様に下から見ることも。左側が現役を退いた祖父母の家でしょうか。

Affoltern(ぞの後ろに付いてる i.E. は im Emmenthalの略、各地にAffolternという地名がある)のバス停の手前でEmmentaler Schaukäserei。エメンタールチーズの宣伝・振興のための展示館。私はLutzelfluchから2時間半くらいかかりました。

製造過程の見学(上から見下ろすだけ)やチーズの販売コーナー、有料で自分でチーズを作る体験やガイドツアーも。

レストランやテイクアウトの軽食コーナーもありましたが、有難いことに、

屋外に子供を遊ばせておける一角と(エメンタールチーズはこの穴が特徴ですよね)、テーブルとベンチがあったのでこちらで昼食休憩。

売店で購入したリンゴ飲料、Apfel Molke Drink。

Molkeとはホエイ液、乳清でした。まあまあのお味。

一角には伝統的なチーズ製造小屋の復刻コーナーがあり、

ハイジの世界でもお馴染み牛乳をひたすら煮込む大きな釜と大量の薪

この辺りまでは無料で見学できる部分です(私は有料部分には行っていない)

眼下には牛が草を食む景色。グリュイエールチーズの館がすぐそばのMoleson山へのロープウェーやCaillerのチョコレート工場見学とも合わせて、近年は観光公害も語られるほど大人気なのに比べると、正直申し上げてエメンタールチーズの館の方は、素朴というか人の少なさは否めない。この写真は2023年に訪問した際のもので、一時閉館したとも聞いたがまた復活したようで大変に良かったです。実はこの近辺にはレストランの類がほとんどないので、一休みするのにとても有用なのです。エメンタール館、次回もちょっと続きます。

写真と歩行は2023年8月末

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