Haltingenの街の中央を線路が通り、
その東側には縦に長いTullinger Berg(丘)。
バーデン大公国鉄道は1851年にマンハイムからHaltingenまで開通したものの、Basel-Badischer駅が出来るまでは乗客はバーゼルまで馬車で移動しました。
Haltingen駅周辺は大型店舗が並ぶ交通量の多い道でしたが、駅から離れ、町の端近くまで歩くと落ち着いた家々、
標高差は大したことないですが、Tullinger Bergの丘の尾根線に立っている家々が見えてきました。
何かの果樹と
畑作地。農作物の無人販売所がありました。奥にはライン川とその向こう側はフランス。
ドイツの地図なので、地図記号が普段見慣れているスイスのものとは違うものもありますね。これから向かうOtlingenの南側のブドウ畑の印は同じですが、畑作地につけられているマークがちょっと違う。というよりスイスの地図にはほとんど何もついていないような。
右奥には交通量の多い車道。舗装路から丘に登る道に入ります。
下方には工業地帯。お向かいのフランス側にしてもバーゼルにしても、高い煙突から煙が上がり、高層建築物がニョキニョキ。ホント、3国の国境が引かれていようとなかろうと、ひとまとまりの運命共同体、切っても切れない繋がりの工業地帯だな。
更に上って。4月下旬のブドウの樹はまだまだ葉も僅か。
Ötlingenの町に入りました。現在はWeil am Rheinに合併されていますが1971年までは独立した町でした。Haltingenの駅まで2.2㎞とありました。
Ötlingenは都市への交通至便ながら、この落ち着いた家並み。
丘の上に位置することからの素晴らしい眺めから
現在は芸術家が多く住む町となっているそうです。
レストランも3軒あり、こちらではテラス席からの眺めが素晴らしい、はずですがこの日は雨が降っていただけでなく定休日。定休日なのは知っていたが、翌日は更に天気が悪くなる予報だったのでやむなくこの日に出かけたのですが、天気ばかりはどうしようもないですね。あとこのレストランはどうやら昼物の営業みたいですね。
この頃から雨が本格的に降ってきて、有難いことに道から奥まった所にあるCafé Inkaで一休み。カフェとありますが、食事もできます。次回にもちょっと触れますが、Ötlingenは複数のロングトレイルが経由しています。Cafe Inkaに周辺案内、ハイキング路紹介ページがありました:
https://www.cafeinka.de/umgebung/
写真と歩行は2025年4月下旬
















