前回出てきたBurierとClarensの間の車道歩き、まあほとんどの部分は歩道ありですが、公式ルートに対し、何と勝手に迂回路の提案!左端の赤枠がBurierのバス停、その一つ右がMaladaireのバス停。Burierの鉄道駅はこの2つのバス停の間、北方向にあります(鉄道が赤の細線、赤で下線引いたのがBurier駅。
Burier駅からMontreux方向に下りていくとビニールハウスが沢山並んでいます。
Montreux市管轄とのパネル。Montreuxの公共花壇の花々の苗はここで育てられている!湖畔沿いの植え込みもそう。
湖畔近くまで下り、バスが走っている車道の手前、大きな駐車場を通り抜けるとParc de l’Europeの入り口とPromemade(Sentier) du Mont-Gibertの解説板があります
この公園、大体いつも人がほとんどいなくて、とても静かなんですよ。
しかも日本の灯篭があり、
千葉市との姉妹都市提携記念でした。初めて見たのがコロナ禍の冬の凍える日だったので、なんか嬉しかったのを憶えてます。
緩やかな斜面に広がる公園ですが、上方Montreux方向に上るとPromemade du Mont-Gilbertの表示板がありました。
そして湖と対岸の山が見えます。公園の北側は市民プールと高校。
昔と比べて家が増えました、の比較地図。
表示に従い公園を抜けると静かな高級住宅地。
通りの名前がSentier de l’Empereurとあり、Empereur=皇帝の道とはこれ如何に?
次の解説板にその説明がありました。l’Empereurとあると1800年にイタリア遠征の途上で実際にClarensに立ち寄った皇帝ナポレオンのことかと思ってしまいますが違います。18世紀にこの辺りを所有していたLempereur家に由来しています。またルソーが書いた小説Julie ou la nouvelle Heroiseに出てくる名家の娘Julieの家はLempereur家に着想を得た、らしい。
家と家の間の細道をぐるりと回って、病院の前まで来ました。
車道を渡れば湖です。
70番のVia Francigenaと合流します。白の方向板、Maladaireのプールまで15分とあるように、ほんとに短い散歩道です。
写真と歩行は2023年9月下旬