スイスを歩いていると見かける、集落ごとにあるような小さな学校建物。現在は建物の外観はそのままでも、学校としては使われていなくて公民館や集合住宅、個人の家として使われていることも多いです。
しかし時折まだまだ現役の小振りの建物もあります。日本とは違うのは、同じ建物で小学校、中学校(これらの区分もまた日本とは異なるのですが)をそれぞれ一貫して過ごすとは限らないことです。
例えばある町では最初の2年間だけ地元の学校で学び、それ以降は少し離れた町の大型の学校に移ります(バス通学で)。日本だと、途中から移ってきた生徒に対して、元からいた生徒達の圧力がかかって可哀そう、とか公平じゃないなどの苦情が出そうですが、スイスだと「小さいうちは歩いて通える近所の学校でラッキー」となるようです。途中で学校を移るのは、町の人口が増えて子供の数も増えて、旧来の建物では収容できなくなったからかもしれませんね。
日本の小学校の卒業式の決まり文句「桜の咲く下を共に入学した仲間達」と何としても全員一緒に卒業しようぜ!の精神構造にはないのですね。「同期の桜」意識が希薄なら、先輩後輩の上下関係も希薄。義務教育以降の高校、大学、職場における年齢や学年の違いなど構わず対等の関係で友達になるのは普通です。
義務教育内の小学校から中学校の切れ目も曖昧なところがあるようで、州ごとに違うのはいつものことだし、結構頻繁に制度が変わっているのでよく分からない!今は小学校前の幼児教育も義務ですし。
日本だと6・3・3・4が戦後80年ずっと不変ですがスイスでは変わり続けていて、4月入学だったのが9月入学に代わった州もあるくらい。日本だと高校無償化など、ちょっとした制度が変わると、多分それは全国レベルの変更となるので、大きく報道されますが、スイスだと州レベルでひっそりと変わってる感じ。知人に聞いても「私が子供の頃はこうだったけど~~」と現役の子供がいる親以外は不確かなことも。小学校に在籍しつつ授業によっては近くの中学校(この名称もよく分からん)に行ってたりとか、ホントよく分からん!
ものすごい天才児になると、算数の代わりに大学の数学の講義を聞きに行くなんてこともあるようですが、これはそれほどは多くは無いし、必ずしもその後の輝かしい未来が保障されてるわけでもないのが難しいところ。
今回は、Morat湖とNeuchatel湖の間の丘を横断した時に通った町々、そこにあった学校建物(2024年)。








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