冬の霧に覆われた平地で農家の建物を見ながら歩く(2)LaupenからKönizへ

スイスの建築物

 

Laupen(ラウペン)はSaaneとSenseの2本の川の合流地点。

小さいながら目を引く建物が並ぶLaupenの町

町の歴史は古く、ローマ人が橋を架け、10世紀にはブルゴーニュ王Rudolphe2世が築城。

城は後にZäuringen侯が補強して要塞に改築。

「ds Stedtli」とは地元民による街の呼び名

1339年、隣接するWaldstättenとSolothurnの援護を受けたベルン勢がLaupenの地で、ブルゴーニュとハプスブルク連合軍を倒しました。

城からの眺め。下を流れるのがSense(Singine)川。この先Sense川に沿って東へと歩きます

川岸まで下りて、城を仰ぎ見たところ。

歩いたのは前回から2か月後の2月中旬。前回とは異なり、この日は出だしの青空から次第に雲が多くなり、

相変わらずSense川沿いを歩いていますが、Laupen出発から3時間後の14時半。空は随分と重々しくなりました。

線路の下をくぐり、SensemattでSense川か支流のScherlibach川に入るので私も一緒にScherlibach川沿いへ、大分歩き、

15時半、Mengestorfの集落を通る頃にはすっかり白い霧に覆われていました。

ベルン州の農家では、母屋のそばに、ほぼ同じ様式の作りだけど、母屋とは一回り以上小さなミニチュア版の建物をつくり、引退した老親が住まう家、または物置建物にする伝統があるそうで、

人間が住むスペースと家畜のスペース、資材置き場が一体となった建物もあり、立体構造的に見ごたえがあります。

晴れていたらアルプスの峰々がくっきり見えるのでしょうが、今日はこの程度で我慢。

冬の平地は厚い霧に覆われていることが多いこともあり、近年では霧の出そうな場所や時を歩くのは避けていました。しかし、徒然草の兼好法師じゃないけれど、桜は満開の時のみ、月は満月の時だけ楽しむものではない(遠い記憶をもとに適当に書いてます)、青空の下のみならず、どんより天気の中であえてそうした場所を歩くのも一興かも。なーーんてね。

山だったら遭難しそうな天気でも、平地ならこんな感じで大丈夫。幸いにフリブール、ベルン州はハイキング道の表示がちゃんと付いていることに定評があります。冬にスイスの都市部(山岳リゾート地ではなくて)に滞在する予定があって、でも遠出する時間が無い方でも、意外にすぐそこに歩ける場所があります。

そして早春ならではの一番早く咲く花を見つける喜びも。これはスノードロップ。

歩行と写真は2014年2月下旬

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