Riehenのバス停(左上の赤矢印)から緑の太線を歩いて国境線上にある47番の国境石を見て、そこから南へ。右下にあるZoll(国境検問所)に向かいます。
47番の国境石がある所から、方向を変えて下りていきます
遥か彼方の前方にロシュのツインタワーが見えます。建設途中や完成した直後は変な建物との印象しかありませんでしたが、こうして遠くから見るとランドマークになっていますね。
「Riehen, Inzlinger Zoll」。スイス側の町Riehenとドイツ側のInzlingenとの間にある国境検問所。
ドイツ側に入って、ドイツのBundesrepublikの鷲の紋章の看板。
ドイツ側から見たところ。車が駐車してあるから中に人はいそうですが、人や車が通るくらいじゃ出てきそうもない感じ。
スイス側に戻り、Zollのすぐ横の階段を降りていくと、
道の真ん中に国境石 ということは、階段とそれに続くこの道は国境線上。ちょっと見にくいですが、「LG」とはLandes grenze=国境。
GBは前回と同様バーデン大公国の略。1888年の設置年が刻まれていました。
79番の数字とバーゼルの紋章。この先もバーゼルの紋章はとても鮮明に色付けされてます。国境石は6年に一度は点検するとのことなので、この時に手入れ、色塗りもするのでしょうね。
Aubachという川を渡ると
Im Haid (340m) 緑の太線と黄色の線のハイキング道が交差するところ。先ほどのZollのすぐ近く。 67番のDreiland-Wanderwegは直進ですが、左手の隠れてる表示はInzlingen Dorf(ドイツ)。東へ進むとドイツとの国境を経てIntrigenの町まで30分。
Intrigenの町までは行かないけど、2分弱で国境。道が通じている国境の場合にはこのLandesgrenzeの看板が付いていることが多いようです
この近くには80番の国境石があるはずですが、見つけられませんでした。1720年の設置でバーゼルとvon Reichenstein家との間の境だそうです。Reich von Reichenstein家は元々はバーゼル司教に仕えていた貴族で、Intrigenの町を治めていましたが、16世紀の宗教改革でバーゼルがプロテスタントに改宗したのに対しカトリックに留まり、これがバーゼルとの分離、境界線となったのかと思われます。
歩行と写真は2025年5月上旬
















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