ESAF 2025 (3)会場は飛行場

ESAF 2025の開催地はGlarus州のMollis。2017年の5月に開催されたGlarus州の青空(屋外)州民参加の議会Landsgemeindeでの住民投票で、当州での開催が可決されました。

ESAFの公式ページからお借りした会場地図。縦に細長く滑走路があり、その両側に芝面。中ほどに六角形の仮設スタンド。六角形の中の7つの点は競技が行われる、厚くおが屑が敷き詰められた「土俵」。下方には木製の巨大闘牛像があり、上方の出入り口近くには音楽ライブが行われるステージ。右側の図は広域図。会場の緑地の右側には川&鉄道が縦に貫き、その右側には巨大なキャンプサイト。

地図の下方向にある鉄道駅Näfels-Mollis駅から歩きます。この週末は同駅からしばらくの区間は全面運行停止でバス振替。

ほどなくして「ようこそ」パネルが登場。会場内に入ります。

会場は川を渡った反対側。細長い会場に仮設の橋が3基、軍の協力により建設されました。

日本の自衛隊同様、多くのアスリートが軍隊に所属しています。彼らは軍所属のスイス相撲アスリート。

競技が行われる5万6千人収容の世界最大級の仮設スタンド。この2日間だけのために建設。壁のスポンサー名にSUZUKI!

座席は一部が屋根付き。

垂れ下がった布はGlarusが誇る、しかし他の州の人にはほとんど知られてない、かつての繊維産業の栄光の名残である赤のプリント生地

金曜日午後の時点で既にスタンド内には入れなくなっていましたが、柵の隙間から撮った中の写真。芝生におが屑の土俵。

競技スタンドの周囲には飲食物販売ブースと座って食べられるスペース。芝がある部分はともかく、通路で土が露出した部分では前日の大雨でかなりのぬかるみが。泥だらけの靴で構わず歩き回る人達。

巨大仮設スタンドから北方向を眺めるとMUNI MAXと足元に並ぶ、やはり仮設建物。

こちらは滑走路。地図で見ると細長いですが、実際来てみると十分な幅。中央にゴミステーション。右端に救急ヘリREGAのヘリコプターが見えます。この飛行場はREGAの基地。

これは午前中のかなり早い時間なのでゆとりがありますが、午後、夜ともなると歩きづらいほどの人混みとなりました。3日間で45万人ですからね。

Muni Maxとは反対側の端には夜に音楽ライブが行われるステージ。夜には結構な大物が歌い、緑地部分が満杯に。その横の大スクリーンでは、

パブリックビューイングで競技場内の様子が見られました。

写真は2025年8月末

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