Aigle(エーグル)の歴史ある地区(旧市街)、もう一か所は地図右下のCloitre地区(C)。矢印は教会、その先にはシャトー。
中心部Bourg地区からは少し離れて、ブドウ畑に囲まれた向こうに教会が見えてきます。
Cloîtreとは英語だとCloister=回廊。通りの両側には何軒ものブドウ栽培農家&醸造所。黄色の箱はブドウ収穫箱。11月下旬、クリスマスの飾り付けが始まり、
このようなのも。
この先にある城と同時期の12世紀末からの歴史がある、Aigleでも最も古い地区の一つ。一見普通で何となく通り過ぎそうな道ですが、何となく素敵な建物。
St-Maurice教会、現在はCloitre教会という名前でこちらも12世紀の建築。
そのすぐ先のこの小さい建物には公衆トイレ。
レストラン、城への表示に従って進むと、
Château d’Aigle。シャトー、城で12世紀末にサヴォア家の庇護を受けたSaillon家の居城として建てられました。AigleはVaud州の他の地域に先駆け1483年からベルン勢力の支配下になり、以降はベルンからの為政者が住み、Vaud独立後は裁判所、刑務所、学校などを経て、
現在はMusée de la Vigne et du Vin 、ブドウ畑とワインの博物館で、ワインのエチケットを収蔵していますが、借り切ってパーティーとかもできるらしい。
城を過ぎて、振り返ったところ。
向かいのブドウ畑が広がる斜面をAigleからLeysin(レザン)に向かう列車が横切っていきます。
真ん中あたりの木々の中から黄緑色の列車が抜け出したところ。終点1400m弱までガタガタと上って行きます。Aigle-Leysin線の開通は1900年、ちなみにCFFのシンプロンラインは1858年。
ブドウ畑から林の中に入っていきます。
写真と歩行は2023年11月下旬
地域の観光協会のHPからAigle:
https://www.alpesvaudoises.ch/en/stories/aigle
その中のCloitre地区:
https://www.alpesvaudoises.ch/en/service-providers/the-cloisters-district
エーグル城のHP: