春、野菜の種まきシーズン到来!スイスで売ってないなら自分で栽培しよう日本野菜。
日本への帰国がまだまだ簡単ではない昨今、スイスのホームセンターで売ってた日本(風)野菜の種を集めてみました。購入したのは去年の秋なので、今はもっと増えてるかもしれません。
まずは枝豆!袋に赤でNeuheit(新規)とあって、確かに種は去年くらいからスイスで見かけるようになったのかも。これだけはかなりお高くてBIO(有機栽培)マークがついてるとはいえ40gで9.95CHF、1200円!!!これは何としても実をつけてほしい。
枝豆自体は随分前から冷凍ものが大手スーパーで売ってます。最初は日本食品店での日本メーカー産(ニッスイとか)、次にスイスの大手スーパーでもスイスメーカー販売だけど中国産の、そして何年か前からスイスで栽培・冷凍したものが登場。
皆が皆知ってるかどうかは分からないですが、EDAMAMEとして相当数の人に認知されているように思えます。
信じがたいことにSUSHIだけでなくONIGIRIとかONIGIRAZUまで一部スーパーなどで見かけるのですが、それらやオシャレサラダに入ってることも。
冷凍枝豆はサヤに入ったままの冷凍と、豆だけ取り出しての冷凍の両方あります。中国産が500g5.5CHF、スイス産が240gで3.95CHFと中国産のと国産の間には相当な値段の開きがあります。Migrosでは缶入りの枝豆(さやなし)や生の枝豆の売ってるみたいですね。
カボチャ。この種も「新登場」印がありますね。2021年の春ごろに発見しました。スイスで売られているカボチャの種類は多いですが、日本で馴染みの緑のカボチャがチラホラと出てきたのはせいぜい10年かそこらな気がします。種じゃなくて現物はKABUTOという名で売られていることが多いのですが、この種の袋にあるHokkaido Greenと同じものかなあ?似てると思う。今ちょっと調べたら日本のカボチャは1500年代にポルトガル人がカンボジアから日本に持ち込んだ、だから「カンボジア→カボチャ」と書いてあるぞ。ポルトガル人は日本で馴染みの緑カボチャを自国には持って帰らなかったのか?ポルトガルのカボチャってどんなの?
スイスで最も販売量が多いのはButternutというこの種類のカボチャであります。中はオレンジ。
大根。最初は一部のスーパーだけで売られていたのが、扱うスーパーが増えてきて本当にうれしい。
しかし!日本に比べると小ぶりの情けない大根に300円?というのが毎回引っかかっていたのです(鮮魚の値段以上にしみる)。去年の夏に種をまいて育てたら日本並みの大きさにまで育ち、感動しました。スイスの気候でも立派に育つじゃん、じゃあスーパーでは何故あの大きさでしか売っていないのだろう?と思うが、人々が慣れていないうちは大きすぎると店頭の販売スペースの問題とか何かと面倒なんだろうか?一般家庭に浸透することで、日本で見た光景、店頭山積みの大根、しかもお値段手ごろ、となるのかしら?エスニック系食料品店で大きく育った大根を見たことがあるので今後に期待。
次回はネギと白菜