本日の一皿 Malakoff マラコフ

ブドウ畑とチーズつながりでの一皿はMalakoff!粗く削ったチーズを白ワインに浸し、丸めたものに衣つけて揚げた栄養価の高い一品です。

マラコフの起源には諸説あり、その一つはクリミア戦争に参戦した英仏軍に雇われていたスイスの傭兵が、ロシアの地でチーズを揚げて食べたのを故郷に帰って再現した、それ故のマラコフというロシア風の名称。でもこの説には色々矛盾があるようで、要はわからない!

屋台などでもたまに見かけますが、Malakoffを食べるのだったらLa Côteという、ブドウ畑の中にあるいくつかの集落が有名で確実です。上の地図で赤で囲ったところ。

Malakoffが有名なのはBegnins、Luins、Vinzel、Bursinsなどで、ここは湖に面した斜面の上方で鉄道&高速道路からは離れていますがバス&ハイキング道が通ってます。バスは鉄道駅のGlandとRolleから、斜面を上って高台を走っています。ハイキング道といえば、レマン湖の北側斜面の上側をずーっと行くロングトレイルが3番の道Panorama Alpin Weg、一方下側の湖畔に近い側を行くのがやはりロングトレイル4番のVia Jacobiですが、もちろんほんの一部分を歩けます。

ザ・Malakoffロードともいえる、Malakoffがメニューにあるレストランがある町をつなぐのがこちら。緑の細かい縦線はブドウ畑の印。ブドウ畑の中を歩けます。カロリーのある食べ物ですので食前食後はちょっと歩こう!

La Côteのブドウ畑は、ここより東のLavauxに比べると斜面がずっと緩やかです。

ここはここで違った雰囲気で広々してますね。アップダウンも少ないので歩きやすい(歩くのはほぼ舗装路)ですが、週末にはバスが少ないので調べて計画を立てるべし。

Malakoffはメイン料理の前菜としてもよし、軽食としてこれだけ頼むのもありです。レストランによっては”Malakoff à GOGO”、つまり食べ放題設定もありました。

ちなみに私は一度昼食と夕食の間のおやつの時間に入ったら、営業はしていたけど揚げたてじゃない感じの(温めたの)が出てきてちょっとがっかりしたこともありましたー 昼食・夕食時以外だとそういうこともありましょう。また、平日はたいていのレストランが昼食と夕食時以外は閉まってます。週末のみNon Stop=間の時間も営業している所が多いです。Google MapかレストランのHPなどから営業時間を確認してください。

写真はBursins。LuinsとVinzelに比べると若干大きめの町です。

古い建物も色々残っているのでバス待ちの間に散歩しました。町中マップ板も中心(教会の近くだったかな)にありました。

マラコフはSalade Verte=葉野菜サラダを付け合せるのがデフォルトのようです(別料金だけどね)。地元のワインもご一緒に!

ブドウ畑の写真は2017年3月下旬

La Côteの公式観光サイト:

https://www.lacote-tourisme.ch/en/

サイト内のマラコフの記述

https://www.lacote-tourisme.ch/fr/P4400/malakoff?group=184

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