Miralago(ミララゴ)からBrusio(ブルシオ)の間は、列車は開けた平野&湖沿いを離れ、山と山の間のわずかな隙間を縫うように走ります。上の地図上のピンクの太線の車道、赤の細い線の鉄道が川に寄り添って走ります。川の南西側の山肌にも緑のハイキング道があるので、列車を見続けたい方はこちらをどうぞ。(11.10追記:2012年の地図ではこちらの方が33番として使われてました。2018年の時点では赤丸付きの緑線の33番はMiralagoから山を横切る方の道に変更されてます)。33番の道は小山を横切り森の中を歩き、しばらくの間は列車の姿は見えません。
33番に続ける場合はMiralagoから線路を離れ左手の丘にとりつきます。左端の柱に黄色の道標が見えますね。
はじめは川沿い、すぐに左手に山道を登りだし、しばらくは森の中のやや険しい道。結構長い間森の中を歩きます。
森を抜け出て、ようやく「Brusio, Garbella」のバス停に出ました。Brusio駅から北に登るジグザグの車道の一番上です。ここから先は明るい斜面。
ハイキング道はジグザグに走る車道の横の茂みの道を降りていきます。こんな感じに車道から小道に入ります。(中央に黄色の道標)
この下りがなかなかの山道でした。下に見えているのはBrusioかもっと先の町か?
谷合いから出てきた列車と出会えました。この列車が見えるあたりから、ハイキング道は二通りに分かれます。どっちだ?と判断に迷う分岐もあるのですが、どちらを歩いても下り続ければ駅に着きます。間違ってSt-RomerioやVianoといった別方向へのハイキング道に迷いこむ心配はまずないです。これらの道は途中からクネクネ道の登りになるので、道がそうなってきたら引き返しましょう。
Brusioの家並み。
Brusio, Ginetto Paeseのバス停のあたり。ハイキング道が二手に分かれていて、写真中央の上る道にもハイキング道のしるしがついていて迷うのですが、すぐに合流します。どちらに行っても大丈夫です。
線路をくぐって、
Brusio駅です。標高780mなのでGarbellaの1078mから300mの下り。人口は割と多そうなのに、列車に停まってもらうにはボタンを押さなければなりません。しかも、列車が来る15分以内とか、細かい!
駅のホームで待っていると、その目前で線路は大きく蛇行。二回大きく弧を描きます。列車がゆっくり上から下りてくる(上っていく)のが眺められます。
Agriturismo Miravalleという宿からは、この先のBrusioのループ橋が遠くに見られます。料理もうまかった。ただし、場所が「Brusio, La Presa Sur」のバス停の近く。Brusio駅から上るジグザグ道のほぼてっぺん。歩くと上りに上って1時間くらいはかかるかな?バスの本数はとても少なく、車がない場合のアクセスに悩むところです。Miralagoから歩く場合は若干上りが減りますが、たがうことなき山道なので荷物はリュックに限ります。
歩行、写真は2018年8月初め
歩行時間、MiralagoからBrusioまで休憩なしで1時間15分はかかると思います。